上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。



    母さんは、怪物もつくらず、まともな人間もつくらなかった。
    天才や、立派なこどもをつくろうとして。
    行く手を遮った人達。肝心な話は決してしなかった。
    社会人と常識はモラルより利益のためにあることを
    絶対に、おしえなかった。

    トイレにとじこもるのが癖だった。押し入れにも入った。
    あだ名はドラえもんだった。
    ぼくの周りに皮膜をつくるため、孵る前の繭にもどるため
    ぼくは外の世界に行くと、壁が汚くて暗いところにいた。
    物理的な血しぶきが上がらないことに不満がってた。ぼくは、
    血が出た血が出たといったけどだれにも見えない血ばっかり
    出たからまるで嘘つきみたいだった。
    こんなにぶつけたのはいつくらいぶりだろう。
    殴られすぎると頭が働かないから何も言えなくなることをぼくは知ってる。
    毎日を、精一杯、生きてと誰かが言っていたのが頭に残っている。
    いつ死ぬかわからないことをいつも考える。
    明日にも死ねるかもしれないしって、手首を切っている人に言う。
    暗く沈み込んだ人たちだけが悪いだなんていう理屈は、未だに全然信じていない。
    壁が汚い。お前のせいだって言うやつの心の中にある壁が何を守ろうとしてるのか知ってる。
    でもそれが全く不毛なことを守ることになるのも知ってる。
    スポンサーサイト



    きっとあの1つ1つで狂っていったのだとおもう。
    でも脳は、1つ1つの積み重ねが思い出せないでいる。
    妹は「あのとき、ひどいことを言った」と言ったけど、おもいだせなかった。
    「ひどい泣き方だった」
    「そんなに泣いても生き返らないって言った」
    そんな種類の言葉はいっぱいもらいすぎて、誰にもらったのかおもいだせない
    でもいつもおもってた
    「また誰かを怒らせたみたいだ」
    ぼくは自分がどうせわざとみたいに力一杯泣いてたんだろうとおもう。
    妹だって他の人間だってそれを見てイライラした。
    そのときは、白いコンクリートの上にいた。
    石が混じってざらざらして割れやすいやつ。

    そこにいたほとんどの人がわざとらしいとおもったにちがいない。
    おもわなかったとしたら父さんくらいだ。
    空を分厚い雲が覆って、薄暗い日だった。脳内記憶では。
    もし晴れていたとしても、頭の中では曇りだった。
    無視されているぼくのために来た犬だった。誕生日に
    この日は泣いてもいい日だった。3月18日
    受験に合格した日だった。
    おもいだせないけど、たぶん、泣いてるときに他の鬱憤も混ぜた。
    泣いても怒られない日だったから、他の日に我慢した分も混ぜた。
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。